個人事業主とは会社(法人)を設立せずに事業を行っている個人のことで、 一般的には自営業者ともいいます。 会社には属さず、自由に事業を自分の思ったようにできるイメージがありますが、 全てのことを自己責任で行わなければなりません。 事業の営業的なことから、お金に関することや、税金に関することやあれやこれや。 しかし、自分の裁量で全てのことができるわけですから、 考えようによってはこんなに楽しいことはありません。 時間も全て自分の事業のために使えます。 かく言う私も、とある会社から独立したわけですが、 今からすれば独立する前にもう少しいろいろ調べたほうが よかったな、などと思っています。 (開業準備、業務内容、資金繰りなど、まああまり考えすぎても 独立はできないですが) 独立して十数年いろいろありましたが、その中で経験したこと等を載せていきたいと思います。 ※尚、記事内容の実施等に付きまして、生じる一切の損害について如何なる責任も負いませんのでその点はご了承下さい。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
個人事業として開業するときに必要な届けには以下のものがあります。
私が開業した時には、これらの届けをせずに事業を開始したので、 最初の確定申告の時に税務署から書類が届きませんでした。
そのため確定申告をするために直接税務署に出向いて申告することとなりました。
そのときの状況といいますと、 税務署に到着し確定申告の順番待ちの札をもらう。 順番が来て案内された税務署員の机の前に座る。 今回が個人事業主として初めて確定申告に着たことを伝える。
そこで初めて開業届けなどがあることを知ったわけですが、このとき 「じゃあここで開業届けを書いてください」と言われて届けを出しました。
税務署に来る前に既に友人から貰ったパソコンの会計ソフトで一通りの会計処理を行っていて、 貸借対照表、損益計算書、現金出納帳、預金出納帳、経費帳、などを揃えて持っていきました。 これらの書類は会計ソフトで印刷した書類でした。
パソコンの会計ソフトを使っていることを税務署員に告げると
「何のソフトを使っていますか?」といわれたので
「弥生会計を使っています。」と答えると、「じゃあ問題ないですね。青色申告でOKです。」
といわれました。(青色申告会では「弥生会計」を推奨しているようです)
これを読まれている方は、各種届を提出して下さい。
サラリーマンだった自分が会社を辞めて個人事業主として独立したのが十数年前でした。
サラリーマン時代であれば会社がやってくれた税金の計算いわゆる年末調整ですが、 個人事業主となれば自分で確定申告をしなければなりません。
個人事業主になると確定申告に必要な会計処理があるので、税理士や会計士に頼まないと いけないのではと思っている方も多いのでは無いでしょうか。
しかし、特に会計事務所などを使わなくとも、自分で会計処理を行って確定申告をすることができます。
かく言う私も会計ソフトを使って会計処理を行って、自分で確定申告書類を作成し申告しています。
割と真面目に申告していますので、今まで税務調査が入ったことはありません。
もっともソフト開発の仕事(税務署の分類上では請負業扱い)をやっていますので、 発注元は株式会社ですので誤魔化し様がありませんし、経費もそんなにありませんので。
今どきはスマートフォンなどの携帯電話が普及して何時でも連絡が取れる時代ですが、 事業者であれば固定電話は必須だと思います。 固定電話があるということは、しっかりとした状態で事業をしているイメージが 在りますので、得意先にも安心感があります。 一旦、得意先となれば携帯電話の方にしか掛かってこないのですが。
自宅で事業を行う場合でも、NTTのひかり電話にすれば1回線追加で 別の電話番号が取れますし、光ファイバーなのでNTTのルーターを 付ければインターネットもできます。
108円で1回線追加できますし、更に432円でナンバーディスプレイ機能を付ければ、 留守電の時に誰からの連絡かが分かりますし、 0120などの勧誘電話には出ないこともできます。
光回線にして、どこかのプロバイダに契約すれば、インターネットに接続できます。 プロバイダをどこが良いかは分かりませんが、BIGLOBE、So-net、OCNあたりなら問題無いと思います。 私は地元の大手の会社のプロバイダに入っていますが、地元での仕事を行う上では便利なことがありました。
NTTの光回線が引かれてインターネットが開通したら、NTTのモデムにパソコンをLANケーブルで 接続しNTTのモデムにプロバイダの設定を行います。 その後、パソコンのブラウザを起動してYahooなどが表示できることを確認します。 また、メールソフトでプロバイダに付随するメールアカウントを登録し、自分自身にメールを送付して メールの送受信ができることを確認します。
NTTのモデム(PR-400KI)の背面にはLAN接続の口が4個ありますので、 ここにLANケーブルでパソコンと4台まで接続可能です。 私の場合は、パソコンからモデムまでが遠いので、スイッチング・ハブを用意し 長いLANケーブルで接続し、ハブをパソコンの近くに設置し3台のパソコンとハブを接続しています。 (モデムから全てのパソコンまでLANケーブルを引けるのであればいいのですが)
また、無線LAN用のハブを1台接続し、別の部屋でもノートパソコンが使える様にしました。 当然スマートフォンのWIFI接続もできます。
共に販売は終了していますが、以下の機器を使っています。(現在はバージョンが新しくなっています) ・スイッチング・ハブ(8ポート):バッファロー「LSW4-GT-8NS/BK」(販売終了)
・無線LAN用のハブ():コレガ「CG-WLR300N-U」(販売終了)
バッファローは30数年前からある名古屋のパソコン周辺機器の老舗です。 金沢のI/Oデータも老舗で共に技術力がありますが、最近は価格的にバッファローを選ぶことが多いです。 コレガは、確かLANのハブでは有名なアライドテレシス社の廉価版だと聞いたことがありますが、 価格は非常に安いと思います。ただしコレガはあまり良い評判を聞かない... 私のは子機はダメだが親機は特に問題ないが、価格とのトレードオフかと思います。
SOHOの場合ですと通常のパソコンの他にサーバー、コピー機、エアコンなども必要になりますので、 余裕を見て60Aはほしいところです。一般的には40AでもOKです。 (60Aまではブレーカーの交換は電力会社が無料で行ってもらえます)
ところで、パソコン及びサーバーには無停電電源が必要です。
最近は異常気象で雷の発生が増えてきていますので、瞬時停電がよく起きることがあります。
瞬時停電の時間がすごく短ければ、パソコンにリセットが掛かったりはしませんが、 保証はありませんので、無停電電源から電源を供給すべきです。 無停電電源には雷のサージの対応もされていますので安心です。
メーカーとしては、オムロン、APC、ユタカ電機あたりであれば問題ないと思います。
以前はAPCを使っていたのですが、今はユタカ電機のUPSmini500を各パソコン1台毎に設置しています。
筐体の大きさが小さいですし、現在2年目ですが問題無く稼動しています。