個人事業主とは会社(法人)を設立せずに事業を行っている個人のことで、 一般的には自営業者ともいいます。 会社には属さず、自由に事業を自分の思ったようにできるイメージがありますが、 全てのことを自己責任で行わなければなりません。 事業の営業的なことから、お金に関することや、税金に関することやあれやこれや。 しかし、自分の裁量で全てのことができるわけですから、 考えようによってはこんなに楽しいことはありません。 時間も全て自分の事業のために使えます。 かく言う私も、とある会社から独立したわけですが、 今からすれば独立する前にもう少しいろいろ調べたほうが よかったな、などと思っています。 (開業準備、業務内容、資金繰りなど、まああまり考えすぎても 独立はできないですが) 独立して十数年いろいろありましたが、その中で経験したこと等を載せていきたいと思います。 ※尚、記事内容の実施等に付きまして、生じる一切の損害について如何なる責任も負いませんのでその点はご了承下さい。
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私は「弥生会計」を使っていますが、「やよいの青色申告」でもいけると思います。価格も安いですし基本的には同じ様です。
「弥生会計」ですが実は割りと古いバージョンのものを使ってまして、本当は最新のものにバージョンアップしたいのですが、 なかなか機会が無くそのままの状態で使っています。
会計処理は昔からあることなので、行うことは同じなのでいいかなと思いますが...
「弥生会計」の初期設定ですが、今となっては何を行ったのかあまり覚えていませんが、以下の様なことをしたと思います。
・基本情報の設定
事業署名など基本的な項目
・勘定科目の設定
基本的には「弥生会計」が持っている科目でいけたと思います。
「車両費」「事務用品費」ぐらいは新規で追加したような気がします。
「普通預金」に取引先銀行の口座を追加。
「売掛金」に得意先を補助科目として追加。
「有形固定資産」に「車両運搬具」に科目を追加
「買掛金」に仕入先を補助科目として追加。(仕入先が発生した時点で追加しました)
・帳票の設定
帳票は以下のものが必要です
・仕訳日記帳(主要簿)
・総勘定元帳(主要簿)
・補助元帳 (主要簿)
・現金出納帳
・預金出納帳
・売掛帳
・買掛帳
・経費帳
大体こんなところで設定し、後はデータを入力していくだけです。
ほぼ会計処理としては現金出納帳、預金出納帳へのデータ入力が主で、 売上(請求書を発行)が発生した時には売掛帳、 仕入(仕入先からの請求書の送付)が発生した時には買掛帳へのデータ入力を行います。
上記の主要簿には現金出納帳などへデータ入力が行われた時点でデータが転記されます。 このあたりが会計ソフトの便利なところで、 意味合い的に同じものを別々の帳簿にデータ入力しなくても連動しています。
毎日の会計処理で行うこととは、事業に関することでお金の出入りがあったことを帳簿に記帳することです。 しかし、SOHO(ソフト開発)である私は、日々仕事をしていても毎日お金の出入りが記帳する様なこともなく、 一週間に一回ぐらい行う程度で、仕事が立て込んでくると一ヶ月に一回まとめて行ったりします。
売上にしても一ヶ月に一回あればいいほうで、数ヶ月に一回なんてこともあります。
本当は毎日、帳簿付けをした方がいいのでしょうが、一般の商店では無いのでそこまでは必要ないと思います。
帳簿を付けるといっても、会計ソフトで現金出納帳と預金出納帳にデータを入力すれば、ものの10数分で済んでしまいます。 入力方法さえ分かれば誰でもできると思います。
私自身は簿記の資格を持ってはいませんが、昔から販売・仕入・在庫・会計関連のソフトは作成してきましたので 少なからずは会計の知識はありましたので、会計ソフトを使うことへのハードルは低かったと思います。
それでも個人事業主としては一通りの会計の知識は必要かなと思い、数冊の本は読みました。
最初は漫画での解説本や、入門用のものなどで、特に詳しい本でなくても目を通すべきです。